自分でできるメンテナンス
エンジンのオイルの補充や交換
車のエンジンオイルは欧州では10,000km〜30,000kmで交換することが一般的ですが、日本の環境下では3,000km〜5,000kmでの交換をオススメします。輸入車は国産車よりも交換頻度が早いため、定期的なメンテナンスが重要です。イージードライブ化が進んでいるため、オイル交換を怠る人も増えていますが、適切なメンテナンスを怠るとフィルターやオイルパイプが詰まり火災が起きる可能性もあるので注意が必要です。定期的なオイル交換を行うことで車のトラブルを防ぐことができます。
バッテリーの充電や交換
バッテリーの寿命目安は2~3年です。最近はメンテナンスフリーなバッテリーが主流で、液量のチェックや補充は不要ですが、端子の緩みや汚れは定期的にチェックしておきましょう。バッテリーの寿命を延ばすためにも適切な充電と保管が必要です。バッテリーは寒冷地や暑い地域では特に注意が必要で、気温が極端な場所では寿命が短くなることもあります。快適なドライブを楽しむためには、バッテリーの状態を把握しておくことが大切ですね。
フィルター類の交換
エアフィルターは走行距離50,000kmごとに点検し、エンジン内の汚れを取り除きます。走行する道によって汚れが早まることもあるので、定期的な点検が大切。
次にエアコンフィルターは年に一度、または走行10,000kmごとに交換がおすすめです。エアコンフィルターの交換を怠るとエアコンシステムへの負担が増え、車内にニオイが発生し不快な気分になる可能性も。簡単な作業なので車に詳しくない方でも取り替えることができます。冷房が効かないなどのトラブルを防ぐためにも定期的な交換やクリーニングを心がけましょう。
また、外車のエアフィルターやエアコンフィルターも車種によってサイズが異なるので、適切なパーツを選ぶことも重要です。
ウォッシャー液の補充
フロントウィンドウやリヤガラスの汚れが気になることもありますよね。ウォッシャー液をワイパーと併用して使うことで、視界を良好に保つことができます。定期的にウォッシャー液の残量をチェックし、タンクが空になる前に補充しましょう。ウォッシャー液が切れてしまうと、窓の汚れが取れず視界が確保できないという場合もあるので、気を付けたいところですね。ちなみに、ウォッシャー液は洗浄効果のある専用の液体が一般的ですが、経済的には自家製の液体を作る方法もあるんですよ。水に界面活性剤の入った洗剤を数的混ぜるだけで、効果的なウォッシャー液ができます。ただし、多く入れすぎると泡だらけになってしまったり、つまりの原因になってしまったりします。自作を使用するときは自己責任で!
自分では難しいメンテナンスもある
他にもブレーキパッドの交換やタイヤのローテーションなど、定期的にやっておきたいメンテナンスはあります。
一気にまとめてメンテナンスするとなると高額になってしまいますが、自分でこまめにしていければ多少は抑えることができると思います。外車はメンテナンスや維持費が高額になりがちで、経済的に厳しくなってしまうこともあるでしょう。もし車を手放すということになってしまったときは、信頼できる外車買取サービスを利用すると愛車を大事に取り扱って新しいオーナーへつなげてくれますよ。
自分でメンテナンスしていくと愛着がわいてきて、定期的にメンテナンスしたくなる習慣になっていきます。ウォッシャー液からでも試してみてくださいね。