オイル

ミニのオイル交換

ミニは自分でオイル交換が簡単

純正オイルとオイルフィルターセットは20,933円から販売されています。もっと安く済ませたい場合は、カーショップで4L分のオイルを購入すれば数千円で済みます。廃オイルは普通にゴミでは捨てられないため、自治体の処理方法に沿って出す必要があります。処理の仕方についてはお住いの自治体に確認してみてください。

オイル交換に必要なものとしては、13mmのレンチとパーツクリーナーがあれば交換できます。
ミニのドレンボルトは13mmなのでレンチやメガネを準備しておいてください。パーツクリーナーは、オイルが付いたところや汚れをキレイに掃除できるので、1本持っておくと便利です。1本500円くらいで購入できますよ。

オイル交換の進め方

オイル交換をする前に前輪の下にブロックやスロープなどを使って高さを付けます。ジャッキがあればジャッキアップしてもぐりこめる程度の高さがあれば十分ですよ。数分エンジンを回してオイルを抜きやすくしておきます。寒い時期は車の中が適度に温まるくらいまで待ってからがベストです。暖機が終わったらエンジンを切り、ボンネットを開けてエンジンオイルの注ぎ口を開けてからオイル交換を始めます。

オイルパンはナンバープレートから覗いてすぐのところにあります。レンチで回すときに固い場合は、振動を与えるようにトントンと回したい方向へレンチの端を叩いてみてください。無理に力を入れるとナメてしまいますが、振動で軽く緩んでいきます。ボルトが抜けるギリギリまで押さえながら回し耐え、一気に引き抜くとオイルが抜け始めます。暖気させているのでオイルが手にかかると熱いのでご注意ください。
オイルが抜けきったらドレンボルトを締め、汚れた部分をパーツクリーナーでキレイに拭いておきましょう。エンジンルームからオイルを4L追加したら蓋を締めてエンジンを回してください。数分回したあと、オイルゲージからオイル量が足りているか確認し、足りない場合は追加して入れてください。

ミニに限らず定期的なメンテナンスは重要

ミニは欧州製の車で、日本車と比べて故障しやすい特性があります。欧州車は走行距離20万km~30万km乗れるように設計されていますが、メンテナンスを怠ると故障しやすい傾向があります。特に2006年以前の第1世代のミニクーパーは故障が多かったですが、2007年以降の第2世代は故障率が下がっています。欧州車は頑丈さでは日本車に劣りますが、適切なメンテナンスを行えば20万km・30万kmと長く走行できることもあります。安心して長く乗りたい場合は2007年以降の第2世代を選ぶのがおすすめです。