リセールバリューとは

リセールバリューが高くなりやすい外車

リセールバリューが高い外車の特徴

ボディタイプによってリセールバリューが異なります。特に、ミニバンとSUVが人気で高いリセールバリューを持っていますよ。
これらの車種はファミリーカーや若い層に人気がありますが、すべての人気のボディタイプが高いリセールバリューを持つわけではないので注意が必要ですね。
ボディカラーもリセールバリューに影響があります。ブラックやホワイト系のスタンダードなカラーは安定して人気があるので、高い査定が付きやすい傾向です。シルバー系のような汚れが目立ちにくいカラーも人気がありますが、個性的なカラーもイメージの強さによって高いリセールバリューを持つことがありますよ。

リセールバリューの高い車には、新車で販売されている現行モデルも含まれます。特に人気が高く納車までの待ちが長い車種は、中古車でも高い査定価格になりやすいですね。
ですが、新車登録から5年ほど経過するとモデルチェンジする車も多くなってくるため、現行モデルではなくなってしまうことも。だからこそ、リセールバリューの高いタイミングで車を買い替えることで、お得に新しい車に乗り続けられるのです!

また、古くからのファンが存在する車種もリセールバリューが高い傾向にありますね。スポーツカーやSUVなど、趣味性の強い車は希少価値が高く、生産終了後も長年愛されています。そのため、かなり年式が古い車でも値上がりする車種も珍しくありません。

残価率の計算方法

リセールバリューを知るためには、「残価率」の計算方法を知っておかないと始まりませんね。残化率の計算は、買取相場価格を新車価格で割り、それに100をかけることで求められます。
一般的に、車は新車登録後、年数が経つと残価率は下がります。例えば、新車登録から3年経つと50〜60%程度、5年経つと40〜50%程度の残価率が一般的です。
計算例としては、買取相場価格が200万円、新車価格が350万円の場合、5年落ちの車の残価率は57%となります。この場合、平均よりもリセールバリューが少し高い車ということになります。
残価率が100%を超える場合は、新車価格以上ということで、希少価値の高い車や人気の高い車にみられるケースです。特に入手困難な車種ではまれに100%を超えることもありますよ。

リセールバリューの高いメーカー

外車の中ではメルセデスベンツ、BMW、Audi、フォルクスワーゲン、MINIがリセールバリューの高い車種です。
ベンツは日本の高級外車の代名詞で、Aクラス・Cクラス・Eクラスの需要が高い傾向のようですね。また、クロスオーバーSUVモデルも人気で、特にGLCやGLE、GLSのリセールバリューが高くなっています。
BMWはドイツの高級自動車メーカーとして知られ、走り心地を重視していることが特徴です。XシリーズのSUVタイプやX4は特に高値で買い取られる傾向にあります。
Audiはドイツ御三家の1つで、個性的でこだわりのあるデザインが魅力的です。特にA3やSUVのQ5が人気です。
フォルクスワーゲンは比較的大衆向けのメーカーで、価格帯が安く性能も良いため、幅広い層に愛されています。特にゴルフやコンパクトなポロはリセールバリューが高くなっています。
MINIはBMWが展開する軽快な走りが魅力の小型車で、2002年に日本で発売されて以来、人気を集めています。お洒落なデザインと安定した走行性能により、外車の中でも高いリセールバリューを保っています。